こんにちは。シティポップバンドRainsのキーボード担当のKimny(キム兄)です。
今回はライブでも制作でも使用しているお気に入りのソフトシンセを紹介します。
なぜハードのシンセやキーボードを使用せず、ソフトシンセでライブをしているのかについては別記事で述べたいと思います。
ピアノ・エレピ編
Spectrasonics – Keyscape
ピアノやエレピなどのソフトシンセです。
デモ音源を聴いてビビッときましたが、購入してピアノの音色を弾いた途端「ああ、これだ!」という感激がありました。ピアノのノイズを含めてリアルに再現されています。
音の密度もしっかりとあり、スピーカーで鳴らして弾くと存在感がものすごくあります。
Native Instrumentsのピアノ音源や、Synthogy Ivoryなども持っていますが、いいピアノの音というレベルです。存在感という点ではKeyscapeの圧勝です。
エレピも存在感・ベロシティに強弱による音色の変化が秀逸です。
オルガン編
IK Multimedia – Hammond B-3X
オルガンメーカーHammond共同開発のソフトシンセ。
他のオルガン音源も試しましたがアナログ的な温かみやあり、実機に一番近い感じがしました。
他のものだとデジタル臭かったり、変なところにピーク?というか特徴があったりしてもう一歩な感じなのですが、B-3Xは前に出したい時は前に出てくるし、奥にいてほしいときはしっかり奥に引っ込んでくれるようなシチュエーションにもバッチリ対応してくれます。
シンセ編
UVI – Synth Anthology 4
昔の名機をコレクションしたようなシンセライブラリー。
80〜90年代のサウンドが好きなので、まさにドンピシャなソフトシンセ。
あの頃一世風靡したサウンドが簡単に再現できるので「チョイ懐サウンド」を楽曲のフレーバーとして混ぜるのに最適。
誤解しないでいただきたいのが、昔っぽい音がするというわけではなく、きちんと現代的にブラッシュアップもされているところがミソです。SparkVerbなどでキラキラしたサウンドに仕立てることもできるので、気に入っています。
総合音源編
Steinberg – HALion 7
Cubaseユーザーの方にはお馴染みHalionです。YamahaのMOTIFサウンドも搭載されており、MOTIFユーザーの私もニッコリ。
ほとんどのキーボードサウンドは上記の音源で構成することが多いですが、飛び道具的的なサウンドが必要な時に使用します。例えばストリングスをうっすら重ねたい時、ベルやグロッケンの音が必要な時、PCM音源的なキーボードのブラスが欲しい時に使っています。
簡単に紹介させてもらいましたが、スキな音でライブができることはとても幸せですね。