こんにちは。Kimnyです。
今回は私がやたらMac推しする理由をお伝えしようと思います。
はじめに: 以前は私もWindowsユーザーでした
以前は私もWindowsを使っていました。
初めてのパソコンもWindows95だったし、Windows7まではWindowsユーザーでした。
ソフトシンセを使って楽曲制作をする場合は、大容量のメモリとストレージが必要になります。
そういう場合はWindowsがコストパフォーマンスが良いのは明らかです。
デスクトップPCならばSATAの内蔵ドライブを繋げればストレージを増設できますし、メモリも後から増設できますよね。
私も自作PCを組んで楽曲制作をしていました。
きっかけ: Mainstageの登場でMacに興味を持つ
MacにはMainstageというソフトがあるということを知りMacに興味を持ち、一番安いMacBook Airを購入したのが2013年ごろ。それから私はWindowsとMacを併用するようになりました。
Macの利点1: OSに音声を扱うCore Audioという強力なフレームワークがある
MacにはCore Audioという音声を扱うフレームワークが組み込まれています。
WindowsでいうところのASIOとVSTプラグインを取り扱うような機能が、OSの標準機能としてあるのです。
OSの根幹からそういった仕組みを用意してくれているのは素晴らしい設計思想ですね
Macの利点2: 簡易DAWであるGarageBandと音源が付属
Windowsには作曲ソフトや音源は付属しません。
あ、WindowsにはMicrosoft GS Wavetable SW Synthが搭載されていますが音源にカウントしますか? 私はしませんw
Macには簡易的なDAWであるGarageBandがタダでついてきますし、GarageBandには音源やループ素材が付属しています。AppleはLogic ProというDAWも発売しています。
Macの利点3: MIDIデバイスの数の制限がない
WindowsにはMIDIデバイスが10個以上使用できないという制限があります。
フィジカルコントローラーやMIDIキーボードやらいろいろ繋げたらあっという間です。
この問題でトラブってからWindowsが嫌いになりました。
10個って中途半端すぎませんか?2のn乗個ならまだなんとなく理解はできます。
エンジニアがテキトーに10個くらい?って設定した感じがします。
MS社がクリエーター軽視している気がして悲しいです。
※個人的な意見です
Macの利点4: 相性問題が出にくい
ハードとソフトが同じメーカーなので、このPCでは動くのにあのPCでは動かないということが滅多にありません。
もちろんOSのバージョン違いなどでそういったことは起こりえます。
WindowsでUSB機器でよくあるチップセットがどうのこうのというトラブルが基本的にありません。
Windows環境でこのオーディオインターフェースは不安定と言っている人がいたり、きちんと動くと言っている人がいたりするのはこのためです。
いわゆる「おま環」(お前の環境だけで起こっている)になりにくいところがMacの良いところです。
Macの利点5: デュアルブート/マルチブートが簡単にできる
1台のMacに複数のMac環境を作ることができます。
私はメインの起動ディスクの環境を、デザイン・Web系のソフト(AdobeとかFTP関連など)を入れた環境とし、
2つめの環境をライブ用としています。
理由としてはライブ用の環境をできるだけクリーンな状態にしておきたいからです。
AdobeのソフトなんかはアップデーターやらPDF関連のプログラムが常駐するので、ライブ中にそういったものが動かないようにしたかったのです。
起動ディスクの切り替えもGUI上の環境設定でできますし、電源OFF時から立ち上げる時は電源ボタン長押しでブートメニューが出てきて選択できるようになっています。
また、APFSではパーティションの容量を区切る必要がないため、ストレージを有効活用できます。これが一番驚きました。
Macのデメリット
- 価格が高い
Windowsマシンと比べれば価格レンジが高めと感じる方も多いと思います。
- 毎年新しいOSが出る
毎年新しいOSが出るのですぐ古くなってしまうのがデメリットでしょうか。
WindowsだろうとMacだろうと、「新しいOSが出てもインストールしない」が鉄則です。動かないソフトなど出てくる可能性があるためです。あとバグなどある可能性もあるので、安定した環境を構築したら、あまりいじらないことがコツです。
結論
最終的にWindowsが勝っているのは価格と拡張性と普及率だけです。
ライブでパソコンを使いたいのならMacにしましょう。