さて、ドラム・ギターのレコーディングにつづき、いよいよボーカルのレコーディング。
2025年4月5日(土)、サウンドスタジオノア野方店で行われたので反省を記す。
スタジオ選び
ちゃんとしたマイクで録りたいよねってことなので、Neumann U87Aiがレンタルできるところを探したら、やっぱりNOAH。
店舗によってあるところとないところがあるので比べましたが野方店がいろいろ都合良さそうだったので野方にした。
反省
前回の反省点を活かしたつもりが、ProToolsのAuxのルーティングでトラブった・・・。
- トークバックをちゃんと用意した。事前にスイッチ付きSM58を2つレンタル。1つはプロデューサー(バンドリーダー)用、もう1つは私(エンジニア)用に用意。音程確認用のミニキーボードも持参。それらをかつてライブ用キーボードの音源をまとめるのに使用していたYAMAHAのアナログミキサーMG06に接続し、混ぜた状態でオーディオインターフェース(RME Fireface UFX)に接続。
なんでここで混ぜて送ったかというとProToolsでルーティングが複雑になるのを避けたかったため。ミニキーボードの3.5mmステレオプラグからの出力がなぜか出ず、ミニキーボードの内臓スピーカーをMAX音量にしてマイクで拾わせるという荒技でしのいだ(しのぎきれていないかも)。追いついたらケーブルが悪いのかミニキーボードが悪いのか調査せねば。。。
前々回のドラム録音の記事で書いた、トークバック用プラグインMuteomaticがとても便利だった。インサートしたトラックを録音/再生中はミュート、停止時にはミュート解除するやつ。 - 事前に録音用のProToolsプロジェクトをつくり、返し用のAuxトラックを用意しておいた。Vo(Mono)、Reverb(Stereo)、オケ(Stereo)、トークバック(Mono)の4トラック計6ch。
現場でAuxのアウト先を変更するだけで準備バッチリと思ったがここで落とし穴。録音ができない。「1つ以上のトラックでレコードファイルを作成できませんでした。」と表示されて1時間もハマることに。
結局Auxのルーティングが不適切だったようです。Auxはとりあえずメインに返すようにしてミュート、AuxのSendでAudio I/Fの各チャンネルに送ることで解消。たぶん理解が足りていないところがあるのでこれの原因調査と学習が宿題だなあ。 - 野方店のRec.Boothが使いやすかった。パッチベイの各回線にテプラでラベリングされていたため、配線で戸惑うことが全くなかった。adatでPOWERPLAY(Cue Box)に配線されていないのでアナログで配線することになるのだが、かえってこうしてくれた方が助かる。
- ボーカルレコーディング終えてから気がついたのだが、WARM AUDIOのマイクプリWA273があったのでそれ使えば良かったなーと少し後悔。RMEのAudio I/Fのプリだから綺麗に録れてるでしょう、と納得させたのであった。機材リストに書いてなかったよー?笑
