ソフトシンセでライブするときのオーディオインターフェースの選び方

Kimnyの独り言
記事内に広告が含まれています。

こんにちは。Kimnyです。
今回はKimny流、ソフトシンセ・ライブ用オーディオインターフェースの選び方を伝授します!

見るべきポイントはこの2つです!

  • オーディオアウトプット(ヘッドホンアウトプット)の数
  • オーディオ出力が視認できるLED/画面(レベルメーター)があるか

それでは詳しく解説していきたいと思います。

はじめに

ライブでソフトシンセを弾きたい人はThunderboltのオーディオインターフェースをおすすめします。
詳しくは下記記事にまとめてあります。

オーディオアウトプット(ヘッドホンアウトプット)の数

普通のキーボードの代わりとして使用するのであれば2ch分のオーディオアウトがあれば十分ですが、パソコンならではの活用をしたい方は気をつけてください。

同期を使いたい場合

あらかじめ用意しておいたトラックも一緒に流したい、という場合は同期トラックを送出するアウトプットと、ドラマー用のクリックの2系統が追加で必要となります。
どちらもモノラルで良ければ追加で2ch、どちらもステレオで必要となると追加で4ch必要となり、キーボード用の音のトラックと合わせて最大6ch分のアウトプットがあるオーディオインターフェースが必要となります。

また、ヘッドフォンアウトのルーティングもどのようになっているかも大きなポイントです。
メインのアウトプットがそのままヘッドフォンに出てくるものと、独立したアウトになっている場合の2パターンがあります。
独立したアウトになっている場合は自由度が増します。自分のキーボードの音に加え、クリック音や、同期音源を薄く返したりなどが可能となります。またそれが2系統あると、自分用のイヤモニに加え、ドラムへクリックを返すのも便利です。ドラム側まで長いヘッドホン延長ケーブルとパッシブタイプのモニターアンプ変換アダプターを使用して返すことが可能です。パッシブタイプは電源がいらないので予備電池を持ったり、残量の心配をする必要がないので精神衛生上ラクです。この場合ドラムに送る方のヘッドホンアウトのボリュームを最大にしておくだけです。

ラインアウトからドラムへのモニターを出したい場合はアクティブタイプのモニターアンプがおすすめです。インピーダンスが違うため、ラインアウトをヘッドホンに直接繋ぐことは避けた方がいいと思います。音が小さいか爆音かのどっちかのパターンになると思われます。

オーディオ出力が視認できるLED/画面(レベルメーター)があるか

Universal Audio社のapollo soloのレベルメーター

オーディオ出力が視認できるLED/画面がある地味に助かります。

  • トラブルシューティングが容易になる
    リハーサルや本番直前で音が出ない状況がないとも限りません。めちゃくちゃヒヤッとしますよね。
    そういう時に音が出ていることを視覚的に判断できるのは大きなメリットです。
    オーディオインターフェースで音が鳴っていることが見えれば、その先の問題だという風にわかるし、
    もしオーディオインターフェースのレベルメーターが動いていないようであればパソコン側の設定が正しくないことがわかります。
  • PAさんに適切なボリュームで出しているかどうかが分かる
    結局どのくらいのボリュームになっているかというのがパソコン上のメーターでは実感がつかみにくい気がしています、個人的に。
    オーディオインターフェースで緑や赤などでランプが光ったりしてくれると、大きすぎるかな?低すぎるかな?など感覚的に捉えやすい気がします。

私のセッティング

この記事でも軽く紹介していますが、オーディオインターフェースはAntelope AudioのZen Q Synergy Core Thunderboltを使用しています。

セッティングはこんな感じです。

Antelope AudioのオーディオインターフェースZen Q Synergy Coreを用いた配線図

ヘッドホンアウトが2系統あり、それぞれに別々の音を送ることができるので便利です。
キーボード用にはキーボードの音と小さめにクリック音を流しています。

Antelopeは一部製品の不具合でいろいろ騒がれていましたが、私の場合は問題なく使用できています。
ただしAFX2DAWは使用していません。スペックの面で使用する必要性がないというか、DSPにプラグインの負担をオフロードする必要がありません。しかもトラックにインサートしてしまうと、PC単体で音調整ができなくなるのでデメリットでしかありません。

これよりアウトプットが必要となる場合が生じたら、楽曲制作用に使用しているPresonus – Quantum2626を自室のラックから外して持っていくでしょう。そんなことは生じないとは思いますがw

タイトルとURLをコピーしました